こんにちは。役者の金城です。
夏ですね、夏。
東京に来て三度目の夏。
夏と言えば、海、川、バーベキュー、、、
僕は静岡県浜松市で育ちました。
浜松には海、そしてたくさんの川や山があります
浜松の人々の多くは夏になると川でバーベキューをします。
若者は、バーベキューを通して、仲間との絆を深め、人生のパートナーを見つけます。
やがて彼らの間に子供ができ、彼らは子供とともにバーベキューをします。
子供は成長し、仲間を作り、家族から離れ、子供だった彼らもまた、仲間とバーベキューをします。そして絆を深め、パートナーを作り、子供ができ、バーベキューをします。
バーベキューは、彼らにとって生きる理由であり、居場所であり、人生そのものです。
でも、僕は バーベキューを捨てて、東京にやってきました。
この3年間、夏はいつも演劇の機会に恵まれていました。
始めた頃は、芝居が楽しいとは思いませんでした。何度もやめようと思いました。
人前に立って、大きな声が出せる、目立てる、これが僕が芝居をやる理由でした。目立てれば何だってよかったのです。
でも、最近、ときどき感じることがあります。
芝居が、僕にとってのバーベキューなんじゃないか、と。
でも、その瞬間は突然やってきて、僕が手を伸ばすと去っていきます。
僕はなんとしても、それを掴むまでは、芝居を続けていきたいと思います。
彼らがバーベキューをし続けるのと同じように
僕も芝居をし続けていきたい。
劇団臨月旗揚げ公演『アドバルーン365』、本番まで2週間を切りました。
少ない稽古ですが、集中してできていると思います。稽古も楽しいです。
この夏は是非、神楽坂の地で、舞台上で会いましょう。
では、失礼します!
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